ガス溶接作業主任者の紹介

ガス溶接作業主任者のご紹介

アセチレン溶接装置又はガス集合溶接装置を用いて行う金属の溶接、溶断又は加熱の作業を行う場合には、ガス溶接作業主任者免許を受けた者のうちからガス溶接作業主任者を選任することが必要です。
作業主任者は、これらの作業全般の責任者として作業方法の決定、作業者の指揮などの職務に携わります。

受験について

1.試験科目・試験時間

試 験 科 目 出題数(配点) 試 験 時 間
ガス溶接等の業務に関する知識 5問(25点) 13:30~16:30 3時間
科目免除者は
13:30~15:00 1時間30分
関係法令 5問(25点)
アセチレン溶接装置及びガス集合溶接装置に関する知識 5問(25点)
アセチレンその他可燃性ガス、カーバイド及び酸素に関する知識 5問(25点)

※出張試験における試験開始時刻は、別途会場ごとに定められます。

2.受験資格

不要。ただし、本人確認証明書の添付が必要です(科目免除のため、事業者証明書を添付する場合は不要)。

3.免除科目

科目の免除を受けることができる者 免除科目 手続 添付書類
学校教育法による大学(短期大学を含む。)又は高等専門学校において、溶接に関する学科を専攻して卒業した者(当該学科を専攻して同法による専門職大学の前期課程を修了した者を含む。) ・アセチレン溶接装置及びガス集合溶接装置に関する知識
・アセチレンその他可燃性ガス、カーバイド及び酸素に関する知識
受験申請書B欄の学科「一部免除」を○で囲み
(溶接装置)
(可燃性ガス等)と記入する。
・卒業証明書又は修了証明書(溶接に関する学科を専攻したことを特記したもの)
次のいずれかの者(工学又は化学に関する学科を専攻した者に限る。)で、その後1年以上ガス溶接等の業務に従事した経験を有するもの
a.学校教育法による大学(短期大学を含む。)又は高等専門学校を卒業した者
b.大学改革支援・学位授与機構により学士の学位を授与された者
c.省庁大学校【注意1】を卒業(修了)した者
d.専修学校の専門課程(2年以上・1700時間以上)の修了者(大学入学の有資格者に限る。)などで、その後大学等において大学改革支援・学位授与機構により学士の学位を授与されるのに必要な所定の単位を修得した者
e.指定を受けた専修学校の専門課程(4年以上)を一定日以後に修了した者など(学校教育法施行規則第155条第1項該当者)
a→卒業証明書(工学又は化学に関する学科を専攻したことを特記したもの)
a・b・c・d・e→ガス溶接技能講習修了証の写し
a・b・c・d・e→事業者証明書
b→学士の学位授与証明書又は学位記の写し
b・c・d・e→単位修得証明書等(工学又は化学に関する学科を専攻(さらにdは学位取得に必要な所定単位を修得)したことを特記したもの。)
c・d・e→卒業証明書、卒業証書の写し 又は修了証明書(課程が限定される場合は当該課程を修めたことを特記したもの)
構造物鉄工科又は配管科の職種に係る職業訓練指導員免許を受けた者【注意2】 ・当該職種に係る職業訓練指導員免許証の写し
普通課程の普通職業訓練(金属加工系溶接科)を修了した者で、その後2年以上ガス溶接等の業務に従事した経験を有するもの ・職業訓練修了証(又は卒業証書)の写し又は卒業証明書(当該訓練を修了したことを特記したもの)
・ガス溶接技能講習修了証の写し
・事業者証明書
鉄工、建築板金、工場板金又は配管の1級の技能検定に合格した者で、その後1年以上ガス溶接等の業務に従事した経験を有するもの ・技能検定合格証の写し
・ガス溶接技能講習修了証の写し
・事業者証明書
  1. 「省庁大学校」には、防衛大学校、防衛医科大学校、水産大学校、海上保安大学校、職業能力開発総合大学校の長期課程・総合課程、気象大学校の大学部及び国立看護大学校の看護学部看護学科(それぞれ旧法令による同等のものを含む。)が該当します。
    ただし、大学改革支援・学位授与機構により学士の学位を授与された者と同等以上の学力を有すると認められる者に限ります。
  2. 塑性加工科の職種に係る職業訓練指導員免許を受けた者は無試験で免許が受けられる(免許規程第2条第8号)。

事業者証明書の用紙をダウンロード

添付書類の作り方はこちら

受験申請から資格の取得まで

受験申請書を用意
受験申請書類を作成
  • 添付書類
    受験資格を参照して下さい。
  • 試験手数料
    注意:受験票を発行した後は試験手数料の返還はできません。
  • 証明写真(2.4cm×3.0cm)
受験申請書を提出

注意:出張特別試験については提出先及び受付期間が地区ごとに異なりますのでこちらを参照してください(当協会本部[東京都千代田区西神田3-8-1 千代田ファーストビル東館9階]には提出できません)。

  • 提出先:各安全衛生技術センター
    受験を希望するセンターに提出してください。
  • 提出方法及び受付期間
    1. 郵便(簡易書留)の場合
      第1受験希望日の2か月前から14日前(消印有効)までに郵送してください(定員に達したときには、受験日は第2希望日になります)。
    2. センター窓口へ持参の場合
      直接提出先に第1受験希望日の2か月前からセンターの休業日を除く2日前(例:試験日が月曜日の場合、2日前は前週の木曜日になります。)までに持参してください(定員に達したときには、受験日は第2希望日になります)。
      〈当協会及び各センターの休業日は、土曜日、日曜日、国民の祝日・休日、年末年始(12月29日~1月3日)及び設立記念日(5月1日)です。〉
      ※実技試験のみを受験(学科試験全部免除)する場合の受付期間は、各センターの「実技試験案内」をお読みください。
      注意事項も併せてお読みください。
受験票の受取
  • センターで受験する場合、受験申請書郵送後10日過ぎても受験票が届かないときは、第1希望日・第2希望日のうち早い方の試験日の2日前(休業日を除く。)までに申請先のセンターに必ず連絡してください。
  • 出張特別試験を受験する場合、出張特別試験案内に記載されている日までに受験票が届かないときは、試験日の3日前(休業日を除く。)までに試験実施のセンターに必ず連絡してください。

注意:受験票を発行した後は試験日の変更及び試験手数料の返還はできません。

試験

合格基準

  • 学科試験
    科目ごと(第一種衛生管理者試験の科目のうち範囲が分かれているものについては範囲ごと)の得点が40%以上で、かつ、その合計が60%以上であること。
    ただし、特別ボイラー溶接士試験及び普通ボイラー溶接士試験は得点の合計が60%以上であること。
試験結果の通知等
  • 合格の場合は「免許試験合格通知書」又は「実技試験受験票」※、それ以外の場合(学科試験合格後に実技教習を受ける場合を含む。)※は「免許試験結果通知書」でお知らせします。

※学科と実技のある試験について

  • 学科試験に引続いて実技試験をセンターで受験する場合
    学科試験合格の場合は「実技試験受験票」で、それ以外の場合は「免許試験結果通知書」で結果をお知らせします。
  • 学科試験に引続く実技試験を受験しない場合(実技教習を受ける場合)
    学科試験合格の場合は「免許試験結果通知書」(「学科試験 合格、実技試験未受験」と表示)、それ以外の場合は「免許試験結果通知書」で結果をお知らせします。
  • 電話等による試験結果の照会には、一切応じられません。なお、試験結果発表日を10日 以上過ぎても「免許試験結果通知」等が届かない場合は、御連絡ください。
  • 試験結果は、センターのホームページに掲載します(スマートフォン、携帯電話などでは、ページが全て表示されない場合があります。)。なお、ホームページへの掲載は受験者の便宜を考慮した補助的な方法ですので、必ず上記受験者御本人宛ての通知書等で御確認ください。
合格

合格後の手続きはこちら

公益財団法人 安全衛生技術試験協会 > ガス溶接作業主任者の紹介

ページトップへ